とある老夫婦

鹿児島の実家に帰省した際、「見慣れた近所でも撮れるものはあるかもしれないな」と思い、カメラを持って散歩した。

何十年と暮らしていて、新しい道や住宅は増えていく一方だったけれど、それでも見知った街だ。被写体にしたいものも「古い景色や建造物」だから尚更。

だから、撮影自体には期待はしていなく、過去を振り返る時間に浸った。

片側一車線の歩道を歩いている際、左の畑で農作業をしている老夫婦をみかけた。

気になると声をかける性分なので、挨拶をした。
「こんにちは。何を育ているんですか?」

えんどう豆だよと婦人は答えた。

 

「撮影をお願い出来ますか?インターネット…色んな人に見てもらえる場所があるんですけど、そこで公開したいんです」

老夫婦は、快諾してくれた。

「撮影させてくれてありがとうございました」と言うと、老夫婦は「撮ってくれてありがとう」と言ってくれた。
都会人をけなすつもりはないが、こと鹿児島では、撮影後に「ありがとう」という人が多い。

撮影&記事:Tatsuya

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