ポートレートモデル 重母娘

鹿児島に帰省しようかなと思っていた矢先、鹿児島在住の女性から撮影依頼を受けた。
ホントに偶然。
僕の誕生日が近い事もあり、歳の最後に撮影する事になったのは、40代のゆかりさん。

撮影予定日前に「お母さんも撮って欲しい」という事だったので快諾し、僕は別日に撮る予定でいたんだけども、当日の待ち合わせ場所(鹿児島駅)にお母さんもいてビックリ。

被写体が二人というのは撮り慣れてないし、撮影自体、助手も入れずに二人の空間で作品を作っていくスタンスなので大丈夫かな?と不安が大きかったけれど、前々から40代以上の方のモデル撮影をしたかったので挽回してやるという期待と不安の方が大きかった。

挽回というのは、前に40代の方のモデル撮影で1枚もポートレート作品を作る事が出来ず、それがずっと心残りだったのだ。

“若さ”に頼るのは楽で、それを突き進むのもアリではあるんだけれども、”若くないと撮れない”は自分としては嫌なのだ。

逆に老人も皺を味にすれば作品にしやすいかなと思っている。

機材はNikon D810+Nikon 50mm1.4Dのみ。

レフ板もフラッシュも持ってこなかった。

市電で天文館まで移動し、モデル初体験という事だったので、中央公園で撮影する事にした。

自分にとって定番のスポットといっていい。

撮影開始!

まずはお母さん。この日は太陽の光が強くて陰影がくっきり分かれるもんだから、ポーズ指定以前に難しかった。

モデル初体験の方の9割はぎこちないポーズと表情なので、そこを崩さなくてはいけない。

そして段々、自然体になっていく様を見るのが好き。

自然体になる=モデルとの壁がなくなるという感じかな。

でもまぁ正直、今回は壁を取りきれなかった。宣材写真どまり。やはり二人ではないため、僕の本来目指すべき世界観を作るのは難しい。

次は、ゆかりさん

ゆかりさんの方が自然体に近い感じで撮れたんじゃないかなと思う。

公園でツーショットをおさめて天文館の繁華街へ

スカートの広がり具合と表情を本人と確認しながら何度も回転してもらった。


そして最後に母娘の仲睦まじいショット

帰りは、ゆかりさんの運転する車で送ってもらう事になり本当に助かった。

車中で話が弾んだのだが、話題は個人情報に繋がるので書かないでおこうと思う。

写真家 Tatsuya




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